変形性膝関節症
「骨がすり減っているから」と膝の痛みを諦めていませんか
「変形性膝関節症は老化と共に膝の軟骨がすり減り骨が直接当たり痛みが発生するもの」。図のように軟骨の摩耗により関節面に骨棘(骨のトゲ)ができて痛みが出る。一般的な認識ではそんな感じではないでしょうか。
しかしながら膝の関節は骨だけでできているのもではありません。
膝の外側には外側広筋、膝の内側には内側広筋から伸びる腱。膝の裏には外側内側のハムストリングス、膝窩筋、腓腹筋など様々な筋、靭帯などで構成されています。そしてこれらの筋は膝の支えとなるばかりかクッションとしての役割も持っています。
当院では骨の位置(アライメント)の調整は勿論の事、このクッション材となる筋、関節の支えとなる筋が最大限の役割を果たせるよう調整をして膝周辺の状態を向上へと導く施術を心掛けております。
当院の変形性膝関節症の施術
1.内側外側ハムストリングスの調整
膝OA(これよりは変形性膝関節症を略称して膝OAと記します)の特徴として膝が伸びきらない。また膝が伸びないせいで骨盤が後傾する。また骨盤が後傾することにより猫背になる。内側外側ハムストリングスの硬さはこういったところまで影響を及ぼします。内側外側ハムストリングスの調整は筋膜の繋がりを使用した調整をします。
2、膝裏の調整
膝を曲げた時にできる膝裏のシワの周辺には様々な筋肉が交差するポイントがあります。筋肉はそこを互いに滑り合いながらそれぞれの役割を果たします。しかしながらこの部分に膝OA独特のアライメント異常が影響し硬くなってしまうと、この滑走性は著しく低下し筋の役割を果たさなくなります。膝裏の調整についても直接の施術は痛みが多くともなう事もあり筋膜の繋がりを使用した調整をします。
3、大腿四頭筋の調整
膝がどうしても伸びない傾向が強い膝OA。こうなると足の前側を走行する大腿四頭筋は常に伸ばされた状態となり疲弊します。疲弊した筋は硬化し膝周りのクッション性まで低下します。また外側の大腿四頭筋の硬さをとる事は膝のアライメントを修正することにもなります。
4、ガ足の調整
膝の内側にある筋の連結ポイント。膝OAの方は大腿と下腿のネジレが生じている場合が多く。ネジレがこの部分の痛みに繋がります。またこの部分の緊張が膝のネジレをさらに悪化させる原因ともなりますので調整をします。
5、大腿脛骨関節の調整
膝OAの方は図の大腿関節が左右に捻じれている場合が非常に多いです。その左右のネジレが膝に不安定感、痛みを誘発します。当院では深呼吸をつかった優しい施術でこのネジレを解消させます。
施術代金
部分整体・・・2300円
全身整体・・・3900円
通院回数
週一回