この頃の寒さのせいで「肩が凝ったとか腰の動きが悪い」とおっしゃる患者さんが多くなっています。
今日は気温の低下と筋肉の関係についてお話しします。
外気温が極端に下がり体温が維持できない場合、無意識に熱の生産量を増やすしくみが体にはあります。
ふるえ
低温環境下でじっとしていると、次第に筋肉の緊張が高まり、ついにはふるえが始まります。
ふるえというのは筋肉の収縮が細かい周期で律動的に繰り返される現象で、この筋肉の収縮を繰り返した際に熱が発生し体温を高めます。
ですのでこの律動的な筋肉の収縮が筋疲労につながり肩が凝ったり、腰の動きが悪くなったりする訳です。
また体温の調節機能には非ふるえ熱産生というのもあります。そちらは次回またお伝えしますね。
寒い日がまだまだ続きます。温かくしてお過ごしくださいね!(^^)!