昨日は寒い時の筋肉の働きについて「ふるえ熱産生」というのをお伝えしました。

今日は「非ふるえ熱産生」をお伝えします。

非ふるえ熱産生とは簡単にいうと筋肉の収縮によらないもの。

筋肉ではなくてどこかというと”褐色脂肪組織”というところが働きます。

寒い中に長時間いると意思とは関係なく交感神経の興奮によりこの褐色脂肪組織が熱を産生し体温をキープします。

ただ、寒さの中交感神経が優位になった段階で筋肉がコチコチになることは「ふるえ熱産生」と変わらないのです。

昨日TVで急激な温度変化は”血圧サージ”を引き起こすと言っていました。

次回はこの血圧サージについてもお伝えしようと思います。