「交通事故後に、謝罪するのはよくない」というのを聞いたことはありませんか?
この言葉以外にも、交通事故直後は、相手方に対して言ってはいけない言葉ややってはダメな対応があります。
交通事故直後の、しなくてはいけない事として、相手方に「言うべき言葉」と「言わないほうがいい言葉」をご紹介していきたいと思います!

~交通事故直後に言ってはいけない言葉~

交通事故直後の相手方に対して、【言ってはいけない言葉】をお伝えします!

★必要以上に謝らない

交通事故直後は、必要以上に謝罪をすることはやめましょう。

過剰な謝罪は、事故の内容が不確定なケースにもかかわらず、自分が加害者で相手方が被害者という関係で話が進んでしまうかもしれません。

自分が加害者の場合でも、「100%自分が悪い」と認めるような発言はしないほうがいいです。

※ハッキリと加害者が自分と分かる場合は、しっかりと謝罪する事が重要です。

例)居眠り運転、停車中の車への追突、飲酒運転、道路交通法違反をして事故を起こした場合等

しかし、事故の状況も不明確な段階で、相手方が怒鳴るなど怒ってきたため、自分が被害者であるのに謝ってしまったという方もいらっしゃるようです。

これは、女性ドライバーが交通事故の当事者になった際に見受けられるので気を付けましょう。

可能性としては、低いですが、相手方が実は当たり屋だったという可能性もあり得ます。

その場合に謝ってしまうと、相手が責任を追求してきて、交通事故現場で示談の話や金銭を要求してくる可能性もありますので、ご注意ください。

まずは、110番通報を行い、警察に来てもらいましょう。

~曖昧なことを認める発言をしない~

走行していた際の速度や信号の状況など、交通事故が発生した状況で合っているかわからないことは安易に認める発言をしないようにしましょう。

交通事故直後に相手方と話している時も、事故現場で警察と話をしている時も同様です。

後から「本当は違っていたかもしれない」と思っても、一度認めてしまったことは覆せない場合があります。

※最近では、ドライブレコーダーを搭載した車も多いです。映像証拠は非常に強力な証拠となります。ドライブレコーダー以外にも、防犯カメラ等の映像を入手できる可能性もありますので、色々試してください。

~警察に連絡しない!その場で示談!といった発言をしない~

お互いにケガがなく、自動車も破損していなかったとしても「警察に連絡するのをやめましょう」といった話をしないようしましょう。

相手方から「警察に連絡しないでほしい」と言われても応じてはいけません。

軽微な交通事故と思えた場合や、どんなに急ぎの用事があった場合でも、警察には連絡するべきです。

警察に連絡をしないと「交通事故証明書」が発行されません。

すると、後から痛みが出て病院で治療を受けても、交通事故によるケガと証明できず治療費などの賠償金を受け取ることができない恐れがあります。

また、交通事故の直後に示談の話をしまうのは、お金に関する話をする事も含めて、絶対にダメです。

交通事故現場で示談をして書面にサインなどをしてしまうと、その内容が有効なものとなってしまいます。

後からケガの痛みが出ることもありますし、後遺症が残ってしまうこともあります。

その場合に、適切な賠償金を受け取ることができなくなってしまう可能性がありますので、示談をしないようにしましょう。

以上とっさの時に心がけておく豆知識でした。