追突事故の約7割の被害者の方に、むち打ちの症状が現れます。

交通事故に遭われた方は、首や肩まわりを傷めてしまうケースが非常に多いです。
特に、後方から他の車に追突された場合、頸部(首周辺)を揺さぶられ、繋がっている肩の筋肉や靭帯がつってしまったりして、むち打ちになってしまう、
というケースがよく聞かれます。
事故直後は、恐ろしい体験をしたことにより極度の興奮状態にあり、アドレナリンが身体から分泌され、
痛覚を遮断してしまい気が付く事の出来ない方が大勢いらっしゃいます。
そのため、一見外傷のないむち打ちは気づきにくく、たいてい交通事故の翌日~数日たった後、
遅い場合は1週間後に発症するケースもあります。

目立ったケガがないため、交通事故の現場ですぐ示談をしてしまった、という被害者の方もいますが、
もしかしたら数日たってむち打ちの症状が現れるかもしれません。
交通事故被害に遭ったら、速やかに病院にて診察受けるか、整骨院にてお身体を見て貰いましょう。

むち打ちの症状とは

医学用語では「頸椎捻挫」と呼ばれるむち打ちは、炎症や痛みのみならず、神経にまで影響を及ぼしているケースもあります。

様々なむち打ちに対し、適格な処置をおこなうため、以下の主に4種類の症状に分かれています。

■頸椎捻挫型

交通事故によるむち打ちの約8割が頸椎捻挫である、といわれています。首や肩の痛み・炎症・腫れなどが主な症状で、3ヶ月ほどで完治することが多いです。

■根症状型

頸椎(首の骨)が交通事故の衝撃でゆがみ、骨の中を通る神経の中心部分を圧迫することで不調を引き起こすタイプのむち打ちです。手足のしびれなどが主な症状です。

■バレ・ルー症候群

頸椎がゆがみ、骨内の交感神経を圧迫することで起こる症状です。かすみ目や疲れ目・耳鳴りや難聴・喉の詰まりや飲み込みにくさといった症状が発生します。

■脊髄症状型

頚椎を通る、脳と同じ中枢神経である脊髄を損傷してしまった場合のむち打ちです。下半身のしびれや便秘など内臓の異常、重度の麻痺が残ってしまうこともあります。

少しでも、むち打ちだと感じる痛みや違和感に気づいたら、1日でも早く整骨院へ行きましょう。

あまりに時間がたってしまったむち打ちは、治療を開始しても完治しなくなってしまう可能性があります。

早期の発見・早期の治療がむち打ちの最も効果的な治療法です。交通事故の後、首が動かしにくくなった・肩がこるようになった、などの症状を感じたら、すぐにしろはた接骨院までお問合せください。

0586-25-6915