すみません半月板の続きするのを忘れていました。
膝関節に横方向に捻りが過度に加わり半月板の損傷が起こると説明しました。
ではどういった力が加わるのか、簡単にいうと外向きの力"外旋力”といいます。
図は正面から見て左足の図
膝から下が損傷部位の→方面に捻りが入った時に半月板が損傷し、内側半月板(小さい逆C)では後ろ側、外側半月板(大きいC)では前方が損傷します。
また高齢者の方では、半月板に含まれる水分は加齢とともに減少し、そのクッション性は低下してゆきます。そのため、高齢者では長年使用してきた半月板が擦り切れて膝の痛みの原因となることがあります。高齢者の半月板障害は多くの場合変形性膝関節症の一部分症と考えられますので長期の膝の痛みには注意が必要です。