肺気腫。この病気が発症すると端的に呼吸困難が起こります。
普段は当たり前にできている呼吸。でも当たり前ではないのです。
さまざまな体の組織が機能して神秘的と思える位の条件のなかで呼吸ができてます。
そして、当たり前に呼吸ができなくなる時の恐怖感は物凄いものです。
酸素不足によるチアノーゼもさることながらこの恐怖感で心の状態までも悪くします。
図を見ると肺胞がつぶつぶがなくなり、一つにまとまっているのが分かります。
このつぶつぶの一つ一つの壁がありそこに毛細血管がびっしり通っています。
この毛細血管は二酸化炭素と酸素を交換しています。
肺胞の壁が破壊されつぶつぶが一つになることにより、その壁にあった毛細血管まで破壊され、正常な二酸化炭素と酸素の交換ができなくなるのです。
私は32歳の時幸運にもたばこをやめる事ができました。
せっかく神様からお預かりした体。大事にしたいものです。